VOL.4_ティー・エフ・シー株式会社北陸工場 | 富山県小矢部市

0 STOCK TOKYOの代表作である17HOURS seriesも含めたカットソーのほとんどが、北陸の地で昭和50年に創業し長年技術を磨き続けてきたティー・エフ・シー株式会社北陸工場で仕立てられている。
晴れの日には立山連峰が綺麗に見え、寒ブリで有名な氷見にも近い富山小矢部市の工場には、服づくりの本質を問い続ける職人たちの姿がある。

日々の生活に寄り添う服、その根底には、目に見えない工程の積み重ねと、深い思想がある。私たちが追い求める「日常着の真価」は、機能性でも流行でもなく、時間を経ても変わらぬ価値であり、その職人の皆様の想いがブランドの核となっている。

TFCは昭和期の繊維産業の波の中で、ただ流れに乗るだけではなく「自らの答え」を見出してきた工場だ。大量生産・大量消費の波が押し寄せるなかでも、一枚一枚に向き合う姿勢を崩さず、日本人の暮らしに寄り添う服の仕立て方を追求してきた。その背景には、「日常で本当に使われる服でなければ価値は生まれない」という確固たる考えがある。

カットソーという一見シンプルなアイテムほど、その裏側には膨大なノウハウが隠れている。伸びやすい生地は一見すると扱いやすいように見えて、実は組織や色、素材ごとに様々な処理が必要となる。
TFCでは蒸気で縮率を計測し、色ごとにパターン調整する工程を徹底し、この「観測」と「調整」の往復こそが、着たときのフィット感と長年の使用に耐える強度を同時に成立させている。また、裁断時には生地に余計なテンションをかけないよう、“積み上げすぎない裁断”を採用。こうした些細に見える配慮の積み重ねが、この後の縫製後の商品の品格へとつながっていく。

品質管理も、単なるチェックの数を増やすものではない。
朝・昼・晩と時間帯ごとに寸法を測り、一日に複数回パターンナー自らが確認を行う。これほどパターン技術も持った従業員を抱える縫製工場は極めて希少です。


工場で仕立てられたカットソーは、一見すると「普通の一枚」だが
洗練された「普通の一枚」は、漠然とどこの洋服だろ?あの人いい感じの服を着ていて素敵だったなと思わせるくらいの余韻を残します。生地の選別・縮率の理解・縫製・検査というすべての工程が結果としてこの余韻を生み出しており、まさに0 STOCK TOKYOが求めてきた理想。

服とは、ただ纏うものではなく、
こういった製造プロセスや時間、関わる人々の素顔も是非デザインの一部としてお楽しみいただけると大変嬉しく思います。


TFC工場の皆様、皆様の確かな技術と真摯なものづくりの姿勢があってこそ、私たちのブランドは成り立っています。本当にありがとうございます。

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ティー・エフ・シー株式会社北陸工場
〒〒932-8510
富山県小矢部市和沢414