VOL.2_241 CO. | 岡山県倉敷市児島

0 STOCK TOKYOが新たに手掛けるプロジェクト、
100年後に受け継がれるデニム「2100年ヴィンテージデニム」は瀬戸内海に面した海の見える縫製工場(241 CO.)で作られています。
岡山県児島地区はジャパンジーンズを初めてつくった「デニムの聖地」として知られており、そのクラフトマンシップと緻密な仕上げは世界中で高い評価を受け、241 CO.もまた30年世界の名だたるブランド様の縫製を担ってきました。



児島地域はデニム産業において、川上・川中・川下の全ての工程が揃う非常にまれな地域です。川上である原料(紡績・染め・織り)、川中である(裁断・縫製)、川上である(加工・洗い・擦り)すべてが称賛されるクリエーションであり、県内にその全てが揃う産業は国内外で目を向けても非常に少ないと言えます。
工場と加工場が近い距離で連携することで、高品質で安定した製品づくりが可能になり職人たちはその伝統的な技術を町として継承し、ジーンズの製造に生かしています。



中でも241工場の特徴として、世界が誇る品質安定を追求すべく、自社にラブラトリー機能を兼ね備え、パターン製作から検反、裁断、縫製まで一環で行い管理しております。
日本が世界に誇る技術と伝統が変わらずあり続けることに感謝し、着ることが贅沢と思えるほどに細部まで拘わりぬいた1着を児島の皆様と製作いたします。

糸一本へ込められた拘りもそうです。縫製パーツによって何百種類とある糸から番手と色を調整し、何十年後の時間の経過を考えながらインディゴの色落ちに馴染むよう綿糸を選びました。

 
生地については、100年後世代を超えて愛用頂ける事を目的に、16オンスオーバーという圧倒的な耐久性のある厚みを持つ生地を製作。一方で旧式のシャトル機を使用し1時間に5mのペースでローテンションで織り上げることでしなやかさを兼ね備えました。縦糸には、一般的に使用される黒に近い濃紺ではなく、やや青みのあるインディゴ染め糸を採用することで着込むほどにタテ落ちが現れるよう調整されています。

 

※バイタリティー溢れる、藤井 英一代表取締役社長

いくつもの工程、何人もの職人の手を経て、ようやく0 STOCK TOKYOデニムのお披露目です。

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有限会社 ニイヨンイチ(241CO.)
〒711-0906
岡山県倉敷市児島下の町2-1576-93