VOL.3_癒tORi18株式会社 | 岡山県倉敷市児島
JR岡山駅から瀬戸内海方面に向かって約20分。海沿いの漁師町児島で2004年よりデニム加工を行う「癒to Ri 18(ゆとり18)」を訪ねた。
岡山県倉敷市児島地区の国産ジーンズは、卓越した品質と職人の手仕事による仕上げが特徴です。特には加工技術、ジャパンクオリティの真髄を感じることができるこれらの工程は、世界のラグジュアリーファッションを支え世界中のファッション愛好家から絶大な支持を受けています。
そんな世界に愛される癒to Ri 18のサンプルルームには、その名前をお伝えできないのが残念なほど国内外の著名人のサインが飾られそれを囲むように自社で加工したデニムはもちろん、スタッフが買い集めてきた古着が所狭しと並んでいる。ブランドのデザイナーたちがこの地に足を運びサンプルを見ながら、色やスリ、ブラスト感にステッチカラー、汚れやダメージとこれからつくるデニムの方向性を決めていくのです。
癒to Ri 18はすべての工程を手作業で行っており、その加工を作業するスタッフの若さと活気にも驚かされた。平均年齢30歳の技術者たちは、県外から就職するメンバーも多い。
SHAVING工程
汚し工程
ブランドの個性はどこで誰とどんな時間をかけてつくるのかもという背景も重要だと感じています。等身大で謙虚で、着ている人に寄り添う服を沢山の匠の力をお借りして皆様にお届けできればと思います。
日本が世界に誇る技術と伝統が変わらずあり続けることに感謝し、着ることが贅沢と思えるほどに細部まで拘わりぬいた1着を児島の皆様と製作いたします。
癒tORi18株式会社のの皆様、貴重なお時間を本当に有難うございました。
___________________________________________________________
癒tORi18株式会社
〒711-0906
岡山県倉敷市児島下の町8-8-4